![]() 2010年/アメリカ 監督:ライアン・マーフィー 出演:ジュリア・ロバーツ ハビエル・バルデム ジェームズ・フランコ 自分探しの旅で、イタリア、インド、バリかあ… まあ、いいけど…。 でも、あまりにも浅い志。。 と、妬み入りの冷めきった眼差しで観てましたけども、 ハビエル・バルデムが登場した瞬間に、ちょっと心拍数上がった自分がいました。 ひとり旅中に、あんな男現れたら…。 結局、男掴んで終わりって、。 結婚や年下の男との恋愛には懲りたけど、でもやっぱり男に依存してしまうって。 それ目的やったんかい。 けど、言えるのは、 これまでの生活から離れて、 違う国で、違う文化と価値観を体感するのは、いいですよねえ。 視野を広げるということは、自分をも見られるということ。 現状に失望してるより、積極的に幸せになれる道に飛び込んじゃう。 んー。そうしちゃってる女って、多い気がする。 男性よりは、身軽。 だから、こんな作品が作られるのか。 ジュリア・ロバーツ、泣いて、笑って、ほんとうに感情豊かで、いいです。 見てると、スカッとする。 ☆☆・・・ 2010年監督:松本佳奈 出演:小林聡美 小泉今日子 加瀬亮 市川実日子 光石研 もたいまさこ 永山絢斗 京都が舞台ということで、 これまでの荻上直子作品の中ではやや現実味がある。 監督は荻上さんではなかったですけど。 女性の生き方というテーマはどれも共通しているけど、 この作品では、その土地に暮らすこと。に焦点が当てられている。 この土地で、自分の夢を叶えて、自分らしく暮らす。 ではなくて、 この土地だから、自分はこれをやろう。こう暮らそう。こう生きていこう。 これ、大きな違いですね。 変に自分らしさに固執しちゃう女達に喝を入れてるかのような。 こんなに柔軟に、いい意味で流れに身を任せられる人って、いいなと思う。 人は、周りの人と、住んでる土地に、大きく左右されるんだな。と。 それなら、もっと自分の暮らす場所について、考えるべきなのかな。 水のきれいな街だから、おいしいウイスキーだけを出そう。 おいしいお豆腐を作ろう。 おいしいコーヒーをいれよう。 と、柔軟に生きる女性たち。 これまでいろいろあったんだろうな。で、今後もあっさり生活変えちゃうんだろうな。 流れる水の如く。 時間がゆったりと流れていて、 吟味された自分の好きなモノに囲まれ、いい感じで適当で。 私は、本物・本質を見極める人を尊敬するし、そんな人になりたいと思って生きてる。 けど、つい効率、時間、値段とかに負けてしまう。 ああそうなんだよな。私、こういうところにこだわって生きたいんだったよな、と、 思い出したような。 ここに価値を感じる人間でありたいのよ。 実際、彼女らのように生きるには、、迷いがあるんだね。吹っ切らないと。 「めがね」のキャスト+キョンキョン、でした。 飯島奈美さんのごはんは、もう間違いない。おいしそう。 人によっては退屈極まりない作品ですが、 私にとっては、小物、ごはん、所作、想い、生活、風、もたいまさこ(笑)、 退屈に感じる暇もなく面白く観られた。 おいしく入れた水割りが飲みたくなりました。 ☆☆☆☆・ ![]() 2007年/レバノン=フランス 監督:ナディーン・ラバキー 出演:ナディーン・ラバキー ヤスミン・アル=マスリー ジゼル・アウワード ジョアンナ・ムカルゼル レバノン映画は初。 ベイルートのエステサロンで繰り広げられる、5人の女性の群像劇。 不倫、老い、結婚、同性愛… それぞれの事情を抱えているのだけど、 女であるが故のことで、どれもこれも女ならばぐっと興味あるエピソードばかり。 レバノンならではの、生活に根付いた様々な宗教が見えた。 異性と宿泊するのは夫でなければいけなく、身分証明が必要だったり、 結婚までは純潔でなければいけない。など。 一見、おしゃれを楽しんで自由に見えるけど、 イスラムの女性は、いろんなことを我慢してる。ってことがわかる。 だからなのか、あきらめの空気が漂ってる。 女を楽しみながら、女である哀れさを描いてるのですね。 男性や家族や社会情勢に責任があるとは言っていなく、 ただただ、女だから。という視点で。 結末は、んー。そうだなー 5人それぞれだけど、若干きれいにまとまりすぎたかなー。 老いた姉を世話してる妹の、泣きながらメイクを落とすシーンは、、きました。 それと、閉経した女のトイレでの行動も。 見てられない。 想像したことのないその感情に、気持ち揺さぶられた。 キーカラーはピンク。 ビビッドからモーヴかかった淡いピンクまで、 洋服、ネイル、ヘアカラー、インテリア。あらゆるところで使われて華やか。 ああもっと女らしいおしゃれすべきかな。なんて思ってしまう。 停電の演出は効果的。 乾いた空気感もいい。 監督は女性に間違いない。と思ってたら、なんと主演のナディーン・ラバキーなんですか。 あの色気はうっとりするほど。 なにげに観たけど、大当たりだった。 ま、ある程度の年齢の女性限定でしょうね。 FYI. レバノンでは柔らかいキャラメルを脱毛に使うのだそう。 ☆☆☆☆・ ![]() 2009年/スペイン 監督:ペドロ・アルモドバル 出演:ペネロペ・クルス ルイス・オマール ホセ・ルイス・ゴメス アルモドバルにしては、割と古典的なお話に感じた。 が、やはりどろどろで大人な恋愛劇を、 アルモドバル流の軽いタッチで、 過去と現在、レナ演じる劇中劇、Jr.の盗撮映像が入り交じり、 またもや、えも言われぬ独特な作品になってました。 自由のない富豪エルネストの愛人レナと、マテオの恋愛。 三人とも、傷つき、とても悲しい。 女は金で自分のものになるって思う男がいるってことが、悲劇の原因だよね。 愛と憎しみって、すぐお隣にあるものなんですね。 んー、でもねー、過去作品と比べるとどこか物足りなかったかな。 そして、ペネロペのためのアイドル映画のようでありました。 儚くも情熱に溢れた、ヘプバーンのセクシー版。 アルモドバルは、自由を無くした女性を描く人ですね。 悲しみ。あきらめ。でも、したたかな。 今回は、再生されたフィルムによって蘇った一人の女の人生を讃えている。 独特の色彩感と雰囲気は健在でした。 ☆☆☆・・ ![]() 2009年/アメリカ 監督:マーク・ウェブ 出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット ゾーイ・デシャネル 恋に憧れてる男が、その気もない女とつきあうことになる。 恋愛モノとしては感情の盛り上がりがなく、淡々と500日間の時系をいったりきたり。 不思議な映画だなあ。というのが第一印象。 そして後で思うことは、ここあえて物語にするとこじゃないでしょ。ってこと。 サマーと別れた後の運命の女性との恋愛が、恋愛映画の王道としてお話になりやすいよね。 これは、連綿と世界中の男女が体験し続けている、 「本当の恋ではない物語」を、あえて描いているのか。 やがて、本物の相手を見極められる男になる、恋愛学習の一コマ。 こんな恋愛もムダではないのだよ。って。 現実ではこういう体験ありふれてる筈なのに、 映画としては、あまりないですね。 恋愛に悩める若い草食系男子をそっと応援してるかのような。 女性は共感できないだろうし、食いつく男性も少なそう。 ターゲット狭くて、いかにも単館系ていう感じ。 ゾーイ・デシャネル、男ウケして女に嫌われそうなタイプの不思議ちゃん、ぴったり。 洒落た雰囲気で、重くなく、後味サッパリ。 すがすがしい。 こんな恋愛映画もいいね。 ☆☆☆・・ ![]() 2007年/イスラエル=フランス 監督:エトガー・ケレット 出演:サラ・アドラー ニコール・レイドマン 3つのお話の群像劇。 テルアビブの海辺の街での、様々な人たちの日々。 みんな、うまくいかなくて、鬱々とした想いを抱え込んで生きてる。 淡々とした中で、浮き輪をつけた女の子がアクセントになってる。 かわいい。 可笑しい。 でもちょっと怖い。 この子は、ウェイトレス・パティアが亡くしてしまったものの象徴。でしょうか。 言葉で上手く気持ちを伝えられなくなってしまった彼女の。 女の子は、話さなくてもあの大きな目で、伝えることができるんだもの。 みんな不器用で、気持ちが伝えられなくて、寂しくて。 ふわふわと、現実世界に足がつかない毎日。 それぞれのラスト。 女の子は、いなくなってしまった。 母娘は、外国人のヘルパーで救われた。 新婚さんは、女の死で気づいた。 ぼんやりしていた日々に、少し光が射した瞬間のような。 この雰囲気、いい。 海辺の空気。クラゲの如く浮遊してる感覚。透明感。 音楽も素敵。 フランス映画のような雰囲気。 移民、不明者の多いこと。ホロコーストの第二世代。 厳しい現実のある、イスラエルという国を少しだけ知った。 こういう作品、好きです。 テーマを押し付けず、この世界を浮遊する感覚で観られるっていうか。 何とも言い難い余韻が残って。 ☆☆☆☆・ ![]() 2010年/アメリカ=フランス ニューヨークが舞台のオムニバス。 プロデューサーが同じ、「パリ、ジュテーム」に続く第二弾ってことらしいです。 話は、どーってことない。(苦笑) 以前に観てたのすっかり忘れてて、また録画して観て、途中で気がついた。 それだけ記憶に残らない、軽さ。 ニューヨークの艶っぽい雰囲気を味わえる。ってだけでいいのかも。 監督陣、俳優陣、豪華。なのは「パリ、ジュテーム」と同じ。 岩井俊二、イヴァン・アタルあたりは私好み。ナタリー・ポートマンもやってますね。 一見、一人の監督の群像劇?と感じるくらい、 各作品のつなぎが自然で、テイストが似てる。 ゆるく登場人物が繋がってるのもおもしろい。 なんていうのか、 小説でいうと、人気作家たちの恋愛短編集みたいなお得感はある。 つい惹き付けられて、すっと入りやすいけれど、記憶に残らない作品のような。 オムニバスってそういうもんだよね。 もしかして、いろんな都市で作るつもり?なのかな? 「トーキョー、アイシテル」?? ま、それならもっと個性出すべきなのかなあ。パリとどう違うの?って感じ。 監督:チアン・ウェン ミーラー・ナーイル 岩井俊二 イヴァン・アタル ブレット・ラトナー アレン・ヒューズ シェカール・カプール ナタリー・ポートマン ファティ・アキン ジョシュア・マーストン 出演:オーランド・ブルーム アンディ・ガルシア マギー・Q ナタリー・ポートマン などなど ☆☆・・・
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